11月19日、20日で空間情報科学研究センターが毎年1回行う全国共同利用研究発表大会が開催されました。今回は新しい試みとしてVR会場を作成し、公開しました。会場への来場は任意という形にしましたが、多くの方にお試しでログインしてもらったこと感謝申し上げます。
メタバースというワードが認知され始めてきており、様々な人たちがバーチャル空間で思い思いの活動をされていると思います。私も6月末くらいからVR機器を購入して色々使いこんで何ができるのか知ることから始めました。イベントに出たり、VR内から講義をしたり、それがきっかけで気づいたらモデリングもやるようになり、急遽本大会用に会場を作ろうか、ということになりました。
今回はVR会場はおまけです。オンライン大会でしたのでZOOMを用いましたが、VR内では動画プレイヤーでYOUTUBEからのライブをストリーミングして中でも様子を確認できたり、2階にいけば投稿されたポスターを並べているポスター会場に繋がり、ポスターを見たり議論ができるように空間を作りました。処女作としては頑張ったほうではないでしょうか?(自分で自分をほめてみます(≧▽≦))
来場してくれた方からは、ポスターを一括で見れるのが良かったとコメントを頂いたり、やはり音声が3Dなので、あっちこっちで議論をしても、居酒屋で周囲がガヤガヤしているだけのように感じられるので、オンサイトでポスター前でわちゃわちゃお話してるような感じと同じように感じられます。それがまた結構いい感じですね。
導入までがちょっと大変なのはそうかもしれません。今回はVRChatのサービス上にワールドをアップロードして、そこに入ってもらう形でした。発表したのもほぼ当日なので、ただのサプライズ会場なんですよね。ですので急に用意できない人も多かったと思います。ただ一度導入さえすれば後は楽なので、いつかちゃんとVR学会みたいな感じで開催できるようにノウハウつめたら、やってみたいとは思いますね。
皆さんも是非機会があったらVRChatやってみてください。デスクトップだけでもできますので、散策したり交流したりと、色々楽しんでみるとまた面白い発見があるかもしれません。残念なのはWindows環境でしか動作しないということでしょうか。私はMacではないですが、そういう方もいると思いますので・・・。
というわけで、ページ更新がてら最近の話題を投稿してみました。
ちなみにガチのバーチャル学会2021が12月18日に開催されます。こちらは完全にVR空間内で口頭プレゼンやポスタープレゼンをする大会ですね。私も発表することになっています。アバター名でやるか、本名でやるか・・・・さて、どうなることでしょう。
バーチャル学会2021のHPは↓から
https://sites.google.com/view/virtualconference-2021
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